ステンレス表面仕上げのメリット

 ステンレスの表面仕上げによって得られるメリットは、高度な意匠性や機能性を付加することができる点です。
 ステンレスには、表面に不動態被膜という薄い皮膜ができるという特徴があります。この特徴から生まれる安定性によって、どの表面仕上げの方法を選択しても、その仕上げ状態を長期間維持することができます。また、エッチングやショットブラストなどの仕上げ方法を選択することによって、アート性に富んだ表面を創り出すこともできます。さらに、発色・着色なども可能であるため、ステンレスの表面仕上げによって高いレベルの意匠性を実現することができます。
 また機能性については、ステンレスは表面仕上げを施すことで、様々な特性を付加することができます。例えば、ステンレス表面にヘアライン仕上げを施すことで、傷を目立たなくさせたり、反射率を抑制する特性を付加することができます。他にも、表面仕上げによって、装飾性、耐食性、耐摩耗性、撥水性、熱伝導性、耐熱性、伝導性、抗菌性などの特性も付加することが可能です。

ステンレス表面仕上げのデメリット

 ステンレス表面仕上げのデメリットは、リードタイムとコストの2点です。多くの場合、ステンレスの板金加工と表面仕上げは、それぞれ別の業者で対応しています。そのため、ステンレス製品の製造におけるリードタイムが長くなるだけでなく、製造コストの増加にもつながってしまいます。
 
 「ステンレス板金加工+表面仕上げ.com」を運営するスエナミ工業株式会社では、板金加工と表面仕上げの両方に対応しております。このため、このためリードタイムとコストを削減できるだけでなく品質の安定化にも繋がります。ステンレス表面仕上げにお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

< 当社が対応した表面仕上げ 外観>

 

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