用語解説

バフ研磨とは、ステンレス(SUS)の表面に布地、あるいはフェルトを回転させながらあてることで、研磨する方法です。
バフ研磨には様々な種類がありますが、多くの場合は「●●番」といった番手で区別しています。

バフ研磨の効果はバリや傷の除去、及び凹凸をなくすことで対象物の抵抗・摩擦が少なくなる点です。
また、表面を美しくし、乱反射を防ぐ効果もあります。

研磨の際には、酸化アルミニウムなどの研磨剤を、脂肪酸等の油と一緒に練りこんで塗布し、回転モーターで回転させた布地をワークに押し当てます。

研磨剤には様々な種類があり、アルミナ系、トリポリ系、青棒系、グリーンライム系、樹脂系、グリース棒系などがあります。
ステンレスでは主に、アルミナ系、青棒系、グリーンライム系が目的に応じて使い分けられます。